稽古体験記


☆世界大会向け稽古会平成21年8月1日(土)〜2日(日)

 石川町のクリスタルパークにおいて第8回目の稽古会が行われました。
 最後の稽古会となる今回は2日間で200回型を打つという荒行にチャレンジするということで、少し異様な雰囲気の中スタートしました。

○1日目
 少し前まで厳しい暑さが続いていましたが、この日は比較的過ごし易く、撃砕小の型の20回くらいまではリラックスして打つことが出来ました。しかし、30回から50回までを打つ間に急に体内が熱くなるのを感じ、頭痛も酷く意識が遠のくこともしばしばありました。
 五十四歩に入ると撃砕小の3倍ほどの長さがあるので、1回1回がとても長くゴールが見えない苦しい状況が続きました。4年前に100回型を打ったときは90回を過ぎた辺りから力の抜けたいい型が打てたのですが、今回は年齢なのか稽古不足なのかわかりませんが90回を過ぎても体が重く最後まで苦しかったです。
 苦しさに必死に耐えている間に100回が終了し、皆安堵して夜の懇親会(井筒屋)に臨みました。今年も「世界制覇」と書かれた大きなダルマに世界大会への意気込みを書き、石島コーチが目を入れました。ちなみに私は前回と同じ「絶対優勝」とだけ書き、優勝を誓いました。

○2日目
 早朝6時に石川町クリスタルパークに集合し、恒例の散歩をして昨日の足の疲れをほぐしました。
 早起きして散歩することを絶対しない私でしたが、美味しい空気を吸いながらの散歩はとても気持ちよく、日頃の忙しさを忘れることが出来ました。

 9時からまた100回の型がスタートしました。この日も比較的涼しかったのが唯一の救いでした。
 身体は昨日の稽古でボロボロで、1回がとても長く感じられました。参加者全員が撃砕小50回、五十四歩50回を意地で行い、2日間の200回を世界大会メンバー全員がクリアすることが出来ました。
 この数をやり遂げたという自信が世界大会で必ず自分を支えてくれると信じています。
 いよいよラストスパートの時期ですが、日本代表一丸となって上位を独占出来るよう頑張ります!