稽古体験記


☆総本部夏合宿平成21年7月24日(金)〜26日(日) 

 毎年恒例の総本部夏合宿が千葉県白子海岸において開かれました。
 世界大会代表合宿も兼ねるということで、増子指導員が参加してきましたのでその模様をレポートします。
 

○1日目
 今回、岡崎副本部長と馬場哲明指導員と小池由希子さんと吉田亜紀さんと私は、諸事情により19時の館長講話から参加する予定で、15時に福島を出ました。
 ところが渋滞に巻き込まれてしまい、予定から1時間遅れの20時に到着しました。
 既に館長講話は佳境に入っていて、最後の質問コーナーの時間帯に申し訳なさそうに入場しました。
 館長講話終了後それぞれの部屋に散り、私は福島県支部の一般部の部屋で友好を深めました。

○2日目
 早朝5時15分に起床し海岸での稽古を行いました。
 勿論代表者メンバーは別メニューで、ランニング後腰付近まで海に浸かり撃砕小を10回行いました。

 波で流されそうになりながらもグッと堪え、意識的に腰を落としながら底を踏みしめるように型を打ちました。
 宿舎に戻り朝食を済ませて屋外テニスコートに向かい、9時からの全体稽古(準備運動と基本)に参加しました。
 その後代表メンバーは五十四歩を23回打ちました。この日はとても暑くテニスコートは風も抜けないため、半分熱中症のようになりながらの辛い稽古になりました。

 午後は再び海の稽古で、皆が相撲大会や綱引きをやっている最中に腰まで海に浸かりながらの意拳やダッシュ、移動稽古など様々なメニューを消化しました。
 夕食後に世界大会団結式が開かれ、型チームは全員岡崎副本部長からプレゼントされた「ホッピーTシャツ」を着て世界大会に向けての抱負や決意を語りました。

○3日目
 この日も5時15分に起床して直ぐ海での稽古となりました。
 この日は前の日と比べ海の水が冷たく、慣れるまでにかなりの時間を要しましたが、冷たさに耐えながら五十四歩を10回打ちました。

 朝食終了後テニスコートでの稽古となり、館長の前で帯別の発表が行われました。
 型代表チームは無号令で五十四歩を合わせる稽古を事前に何度も練習したので、発表では皆の息がぴったり合ったように感じられました。
 最後に昼食を取って、今回の合宿の全日程が終了しました。
 今回の合宿は世界大会代表の合宿も兼ねていたおかげで、型だけでなく組手のチームとも交流を図ることが出来てとても有意義な合宿でした。
 世界大会まで残すところあと僅かになってきたので、更に色々な稽古を行って本番で一番いい型が打てるよう精進いたします。押忍