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☆国際指導者合宿平成21年2月6日(金)〜8日(日)
たまかわ文化体育館において平成21年2月6日から3日間の日程で毎年恒例の国際指導者合宿が開催されました。
今回も廬山初雄館長を始めとして、廣重毅副館長、孫立特別師範、岡崎寛人副本部長から直々に指導がありました。
私は残念ながら仕事の都合上2日目の午前中と最終日の午前中しか参加出来ませんでしたが、短い時間の中でも充実した中身の濃い稽古だと感じました。
さっそく2日目の稽古体験リポートですが、その日は午前中に館長稽古がありました。
稽古の冒頭に廬山館長から「先輩や年上を敬いなさい。ただし先輩だ年上だと威張っている人は当然下から尊敬される人間にはならないので、下から尊敬される人になるにはそれだけの努力をしなければいけない。ここにいる皆さんは先生と呼ばれる地位にいる方なので、道場生の誰よりも努力してください」と話がありました。
自分はその話を聞いてすぐに、忙しい身であるにもかかわらず福島県支部で一番稽古している岡崎寛人副本部長の事を思い出し納得しました。
技術的な指導では組手において重要な「運足」の基本的な4パターン(追い足・退き足・送り足・開き足)について解説がありました。運足を行う際、上半身が前屈みにならないよう出来るだけ踏み込みを大きくして、足の引きを速くするよう心掛けて稽古しました。
その後、廣重副館長の稽古に入り、今度はステップの応用を練習しました。以前の指導者合宿でも行ったステップに加え前蹴りを途中で入れるパターンを稽古しましたが、足元がおぼつかなく不器用さと稽古不足が露呈してしまいました。
午前中の部が終了し、私は後ろ髪を引かれる思いで仕事のため会場を後にしました。
夜になり、井筒屋で行われる懇親会に酒井裕之指導員と大越和彦指導員とともに参加しました。懇親会の中で各支部から挨拶と出し物があり、福島県支部は馬場哲明指導員が代表で挨拶し、会津道場の方々が中心となって「会津磐梯山」を歌いました。私は歌がわからないので口パクでしたが、アメリカやヨーロッパの海外勢は故郷の歌や組手をしながらラブソングを歌うなど多種多様な出し物があり、懇親会場は異様な盛り上がりを見せ楽しい時間を過ごすことが出来ました。
3日目に入り、岡崎副本部長より裏技の指導がありました。昨年、昇段審査を受ける前に稽古していた、座った状態での胸取り・肩取りと立った状態での胸取り・肩取り・突き取りなどで、確認しながら何とかこなすことが出来ました。
全日程が終了して一人一人挨拶しましたが、ロシアのネステレンコ支部長と握手した際に「ベリーナイス、型」と声を掛けていただきました。とても感激して舞い上がってしまいました。
海外勢とも何人か仲良くなり、最後にスリランカの支部長と一緒に記念撮影しました。
今回はなかなか稽古に参加出来ずとても残念でしたが、県外や海外の色々な方々と交流できた点では実りのある合宿だったと思います。
また、廬山館長から稽古中あるいは懇親会等で冗談を言いながら自分に何回か声を掛けて下さり、ようやく顔を覚えていただけたかなと思い凄く嬉しかったです。
↑玉川村長から挨拶を戴きました |
↑審判講習の模様 |