臨時ニュース


全日本大会に大越指導員が出場!

 平成21年11月3日(火・祝日)に東京の代々木第二体育館で開催された第7回全日本空手道選手権大会に、玉川・平田道場指導員の大越和彦初段が出場しました。
 玉川・平田両道場から組手で全日本に出場する選手はなかなかいないので、道場皆で応援しようとツアーを組んだところ道場生と保護者合わせて28名が集まりました。
 一行は早朝5時に福島を出発し、8時40分には大会会場である代々木第二体育館へ到着しました。会場入りしてすぐ選手受付を済ませた大越指導員は、予選第三試合に備えてセコンド陣とアップを始め、応援団である私達は日本国旗の下を陣取り今か今かと大越指導員の試合を待っていました。
 大越指導員の相手は他流派の比較的若い選手で、試合開始早々連打で攻めてきました。大越指導員も最初は多少押され気味でしたが、途中からはどっしりと構えて攻められても慌てず冷静に攻め込みました。何度か内股を蹴られてバランスを崩す場面もありましたが、最後まで攻めきりタイムアップとなり判定を待ちました。
 大越指導員は一年前からこの大会に照準を合わせ、ウエイトトレーニングによる体作りから初めてほぼ万全の状態で大会に臨みましたが、初めての全日本の舞台ということでペースが掴みきれず、旗は5本相手側に上がり大越指導員の全日本大会初挑戦は幕を閉じました。
 またこの日はいろいろな大会演武が行われ、世界大会代表選手による型の演武と沖縄の平田支部長の演武に増子指導員が参加しました。世界大会代表選手による演武は逆Vの字に並んで一糸乱れぬ型を打ち、平田支部長の演武では演武補助ということで、鎌での大根切り・素手によるレンガ割り・りんごの抜き手刺しの持ち手として演武に参加しました。
 増子指導員は鎌を使った演武の持ち手は初めての経験だったのでかなり緊張していましたが、本番ではそんな様子は微塵も見せずに補助を立派に務め上げていました。