増子指導員の部屋
                         

 
◆栃木県支部で指導して来ました!

 平成21年9月6日(日)、以前から栃木県支部の蛭田支部長より指導の依頼が来ていましたので、石川道場の馬場哲明指導員、小池由希子指導員、吉田亜紀指導員とともに指導に行って参りました。
 今回は主に棒術の指導ということで、小さい子から一般部まで約40名の稽古生が集まりました。

○第1部〜準備運動・基本稽古・移動稽古
 第1部では私が中心の指導になりました。
 上級者の基本の立ち・引き手・蹴り方は癖もなくまずまずでしたが、移動稽古に入ると余分な動作や間違った動作が多く見られたので受けの軌道や足の運び方について指導していきました。
 指導を受ける道場生の姿勢もよく、また、保護者の皆様まで真剣に聞いているようでこちらもプレッシャーを感じてしまいました。

○第2部
 第2部は初級の部(棒術)と上級の部(撃砕小)の2グループに分けて指導する事にしました。
 私は吉田亜紀指導員とペアで初級の部の指導にあたりましたが、今回は初級の部も棒術をやりたいということで、棒を握った事がない子も沢山いました。
 中には棒を持った瞬間に泣き出す子が出てくるなど先が思いやられそうでしたが、基本の振りや移動稽古を数多くこなすうちに子供の方が覚えが早いなと感じました。

○第3部
 第3部に入りまた初級の部(平安その2)と上級の部(棒術)に分け、私と馬場指導員で上級者を担当しました。
 一口に上級者と言ってもレベルが様々だった事から、自分が教える大城の棍と馬場指導員が教える周氏の棍の二組に分けて指導にあたりました。
 大城の棍に入る前に二人ペアになっての相対稽古を何種類か行いました。
 最初の頃は距離感が掴めずに振りや突きが小さかったですが、少しずつ間合いを掴んできた頃に型に入りました。大城の棍は様々な立ち方があることから、まず全ての立ち方を区別する事を重点的に指導しました。

○第4部
 最後にグループ毎に稽古の成果を発表しました。
 今回栃木県支部の稽古に初めて参加させて頂きましたが、蛭田支部長の道場生は先生を見習っているのか全員真面目で、真剣に空手に取り組んでいる姿をみて嬉しく思いました。
 自分にとっても棒術中心という指導は初めてだったので、とてもいい勉強になりました。こういった機会を与えてくださいました蛭田支部長に感謝いたします。
 稽古終了後は栃木県支部の皆様と夕食を食べて交流を深め、最後に栃木支部の道場にお邪魔して日頃に稽古場を見せて頂きました。
 栃木県支部の皆様色々とお世話になりました。