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◆キャンプ in 会津♪
↑宿泊したバンガロー |
↑孝治君の右肩に奇妙な光が! |
平成20年8月30日(土)に会津分支部の高橋佳秀さんからのお誘いでキャンプを実施しました。
当初はテント泊の予定でしたが、天気予報が大雨でしたので今回はバンガロー泊にしました。
メンバーは私と妻と二人の娘に江幡英樹君、塩澤和也君、酒井孝治君を加え、増子家所有の7人乗り乗用車をぎゅうぎゅう詰めにして玉川村を13時に出発しました。
子供達は車に乗り込むと早速携帯ゲーム機を取り出し、私は頃合をみて和也君にお菓子をねだりました。みんなでお菓子をパクつきながらどうでもいいようなことで爆笑しつつ、まさに遠足のノリで車は快調に会津へ向かいました。
途中有名な心霊スポットに立ち寄り、自分は怖いので妻を子供達の付き添いにやらせたりしながら余裕こいていたわりには、案の定道に迷い約束の時間より1時間も送れて高橋さんの職場「あやめの湯」に到着してしました。
たまたま仕事で会津に来ていて、「息子が世話になるから」と会津道場の方々への差し入れを持ってきた玉川分支部の酒井裕之指導員よりも遅れて到着してしまい、忙しいところを待たせてしまって本当に申し訳なかったです。
その後一行は宿泊地のバンガローへ向かい、そこで1時間ほど休憩を取りました。到着記念にバンガローの中で写真を撮ったところ、奇妙な光(オーブ?)が写るなど夏のキャンプに相応しい出来事もありました。
夕方になり再び迎えに来てくださった佳秀さんの先導で会津高田駅前の居酒屋に向かい、会津本郷道場責任者の近藤先生をはじめ、高橋力也指導員、ヘンリー二瓶さん、高橋拳君(佳秀さんの愛息子)の熱烈歓迎を受けました。
大人達は10月に開催される会津大会の話や道場運営の話をし、子供達は拳君を交えさらに賑やかさがパワーアップしていました。
↑会津本郷道場の皆さんありがとうございました |
↑辛いラーメンに挑戦する江幡少年 |
食事終了後バンガローに戻り、就寝の時間になりました。自分達が泊まったバンガローは二部屋あり、片方の部屋は若い男女が6名くらいで泊まっていました。自分を含め子供達はぐっすり寝たようですが、妻は隣の部屋の人達が花火をしたり怖い話をしたりと賑やかでなかなか寝付けなかったようです。
翌朝やたらと早起きな子供達に起こされてしまい、高橋さんが迎えにくる時間までまだ余裕があったので、携帯ゲーム機に興じる子供達をバンガローに置いて妻と散歩に出てみました。
付近には長い滑り台があったり、ドラム缶風呂があったりと面白い発見が沢山ありました。晴れていればバンガローにこもっている子供達も充分に外で遊べただろうなと少し残念に思いました。
↑ドラム缶風呂 見えすぎちゃって困ります(笑) |
↑近藤先生からいただいた ケーキ |
![]() ↑秘技!手刀すいか割り |
↑本郷温泉「湯陶里(ゆとり)」 |
バンガローに戻ると子供達に声を掛け、皆で協力して部屋を片づけました。そして迎えに来てくれた高橋さんについてバンガローを後にし、一行は車で20分のところにある温泉施設へ向かいました。
この日の朝食は佳秀さんの奥さんがおにぎりを握ってくださったので、お忙しい中準備してくれた事に感謝しながらいただきました。ありがとうございました!美味しかったです!
お腹も満たされたところでいよいよ温泉です。娘達は皆がいるせいか珍しく私と入りたがり、露天風呂と内湯を何往復もしていました。
バスタイムが終了し、一行は有名な陶芸家さんのアトリエを見学後、会津本郷道場生のお店「カツヲデザインルーム」に向かいました。
ここではヘンリー二瓶さんがデザインした商品が多数展示販売されており、玉川道場生も家族へのお土産を沢山買いました。
↑岩を砕いた粉を練って粘土にするそうです |
↑カツヲデザインルームの店内 |
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二瓶さんから全員にプレゼントもいただき、ほくほくで「カツヲデザインルーム」を後にした一行は、東山温泉郷にあるよしのや食堂にて昼食を取った後、「鶴ヶ城」改め「若松城」へ足を踏み入れました。ちなみによしのや食堂は何を食べてもはずれが無く、特にソースカツ丼と焼きそばが美味しいそうです。高橋さんの勧めに従い食べたソースカツ丼は、サクサクの衣に甘辛ソースが絶妙に絡んで絶品でした♪
さて、「若松城」の中へは学生時代に一度入ったことがありましたが、当時は歴史や城には全く興味がなかったので適当にしか見ておらずほとんど記憶にも残っていませんでした。
最近の歴史好きが高じてどうしても行きたい場所になっていたので相当期待して入城しましたが、中は近代的な展示物が並び昔の面影は皆無でした。自分としては昔ながらの状態を残していて欲しかったので残念に思いましたが、天守閣に登るとそこだけはあまり手が加えられておらず「松平容保公はいつもここから眺めていたのだな」としばらく感慨にふけりました。
城を堪能した後は「御薬園」というところで甘いお菓子とお抹茶を楽しみました。
お抹茶は茶碗を3回回して飲むとか、茶菓子は楊枝で小さく切り分けていただくとかそんな作法はどこ吹く風で、いきなり茶菓子を手づかみでほおばったところ妻に怒られました。「前田慶次を見習え!」と。やはり男たるもの教養も必要なのだと反省しました。反省だけ(笑)
↑とても風流な御薬園 |
↑お抹茶はホットと アイスがありました |
↑はしゃぎ過ぎ(笑) |
次に「若松城」に続いてもう一つの名所「飯盛山」へ赴きました。長い階段を有料のエスカレーターを使わずに登りきり、白虎隊士のお墓をお参りしました。
そこから少し奥に行くと白虎隊士の自害した場所があります。ご存知でない方の為に少々補足しますと、この場所から「若松城」を見た隊士達は、新政府軍によって城の周りに放たれた火があたかも城が燃えているように見えた事(実際城は燃えていなかった)で絶望し、自ら命を絶ったという悲しいエピソードがあるのです。自分もその場所から若松城を見てみましたが、たくさんの建物が建ち並び、丁度ポールのようなものが若松城に被るようにそびえ立っていたのでなんだか残念に思いました。
最後に猪苗代にある「太郎庵」でお土産を買い、今日一日お世話になった高橋佳秀さん拳君親子にお別れの挨拶をして今回のキャンプは終了しました。観光地などはきっと何度も足を運んでいるはずなのに、全ての施設に付き添って下さった高橋さんは大変だったと思います。本当にありがとうございました。
会津という地は蒲生氏郷や上杉景勝、松平容保などたくさんの歴史上の人物が活躍した土地で、更に来年には直江兼続が主人公の「天地人」がNHK大河ドラマで放送されるなど今最も注目されている場所であります。今回は「若松城」「飯盛山」と一般的な観光ルートでしたが、次は少しマニアックな場所を高橋さんにお願いして、またキャンプを企画していこうと思います。
↑すべての場所に付き添って下さった高橋さん親子 |
(2008年8月)